当山について

正式には引接山 来迎院 西蓮寺といいます。
浄土宗のお寺で御本尊は、阿弥陀如来様です。
創建は、1700年代後半に尾張国丹羽郡秋津村大字東海道の地にて釈迦堂として崇敬されていた寺と伝わりますが、幾度か移転を経て明治38年に京都府紀伊郡下鳥羽村の西蓮寺と合併、 大正5年(1916)にこの地に開創されました。
当時の境内には池ノ端弘法堂があり、 極楽橋という朱塗の橋があったと伝わっています。弘法堂の起源は大正11年、 尊像は横三藏町の松林寺より移し奉ったものです。
この尊像は、明治42年7月12日高野山金剛峯寺に於て当時の管長密門宥範猊下に開眼されました。
現在の本堂・書院・弘法堂は昭和9年(1934)に落成されました。
このお寺が現在の地へ移転されるに至った背景には、 加藤慶ニ氏の多大なるご尽力によると申し伝えられています。
本堂の西に、地名となっている「ひめ池」の名残の池があり、お地蔵さまが西を向いて、手を合わせておられます。これが子授かり・子育てにご利益があると、地域の人々から信仰を集めてきた「ひめ池地蔵尊」であり、当山のシンボル的な存在となっています。
平成28年には、愚痴きき地蔵尊をお迎えしました。
当山にいくつか安置されているお地蔵様は、私たち皆の身近なお地蔵様として、信仰の中で確かなお導きをいただけますので、どうぞ手を合わせてお参りください。


お地蔵様・奉納旗
子授かり・子育てに ご利益がある ひめ池地蔵尊と いつも私たちの悩みに耳を傾けてくださる 愚痴きき地蔵尊の ご奉納旗です。
一旗 五千円以上のご志納で ご施主様を募っております。

ご相談・問い合わせ
ご葬儀ついては最初にお寺にご相談ください。
宗派や檀家に関するご相談もお気軽にお話しください。
法事は大切な方を偲ぶご供養であり、なにより皆様自身に大変功徳があるものです。
一周忌や三回忌をはじめとする年忌法要(先祖供養)・地鎮式・上棟式・仏式結婚式 ・放生会 ・施餓鬼会・水子供養・安産・子育て・子授かり法要
写経会 ・ ご詠歌
コンサートなどお寺を地域の行事等にお貸しすることもあります。

永代供養墓

十三石塔・ひめ池西蓮寺有縁宝塔墓
当山には従来のお墓もございますが、現在核家族化や少子化により、新しいお墓のあり方が問われています。
お墓を所有することで、後を誰かに見てもらわなくてなりませんが、色々とご事情のある方もおられるのが現実です。そこで自分のお墓が欲しいとお思いの方に、あとを心配することなく、有縁の人々がお参りして頂ける自分のお墓としてこの十三石塔をひめ池西蓮寺有縁宝塔墓と発願し建立いたしました。
私がこの世に亡き後も、お念仏をとなえる有縁の人々が、この十三石塔に集まり往生極楽の功徳を頂ける事を願っております。
この十三石塔には当山歴代の上人を初め有縁の人々をお祀りしております。
詳しくは、お寺までお問合せください。

年中行事
お寺の行事 本年のお寺の行事の日時については、檀信徒の皆さまにはお手紙でご案内をしております。
お寺に足をお運びいただき、佛縁を深め、共にお念仏申すひとときをわかちたいと思います。
法要の前に写経・写佛の時間も作っております。どうぞご参加ください。
<年中行事>
◇修正会(元日)今年一年を正しく修する事を誓います。
◇御忌会(1月)浄土宗の宗祖法然上人の年忌、お徳をたたえ感謝いたします。
◇春季彼岸会(3月)自然をたたえ、生物をいつくしみましょう。
◇宗祖降誕会(4月7日)法然上人の誕生を祝います。
◇灌佛会(花まつり) (4月8日)お釈迦さまの誕生日を祝います。
◇盂蘭盆会 (8月7日)ご先祖様に感謝、ご供養します。
◇棚経 (8月15日)住職が各家にまいります。
◇秋季彼岸会(9月)ご先祖様・人々を敬い、偲び感謝しましょう。
◇十夜法要 (10月) 往生極楽の善根を積みましょう。


詳細情報
住所
〒464-0055名古屋市千種区姫池通1-28-1 西蓮寺
電話番号
TEL 052-751-6505
メールアドレス
住職紹介
橋本 知之
徳譽知之(とくよちし)/ 昭和38年生まれ
伝宗伝戒道場 昭和57年 総本山知恩院にて
璽書道場 昭和60年 総本山知恩院にて
西蓮寺 平成11年4月13日就任
総本山知恩院御忌大会にて唱導師 令和5年4月20日
僧正 讃教 得業 / 一級法式教師 / 一級詠唱教司 / 宗議会議員
アクセス
電車 / 地下鉄東山線 覚王山下車徒歩12分
お車 / 名古屋高速 四谷インター下りる